Knights of the Zodiac
聖闘士星矢 The Beginning
見てきました。
字幕の方。
もしかしたら吹き替えだと少し印象が変わる?
という訳で、ざっくりレビュー。
ネタバレしたくない人はここでブラウザバック推奨だ。
なるべく否定的な感想は出さないようにはしているけれども、ポロっと出てしまったら申し訳ない。
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小宇宙が足りない!と言われてたけど、まぁ小宇宙云々は流石にハリウッドじゃまだ無理なんじゃないかなぁと。
こればっかりは原作とアニメが出来過ぎてたというのが答えのような気がする。
VFXではまだ足りないのかな。
でも高望みはしてなかったのでまぁそうなるよね…におさまった感あり。
個人的には、得るものがそれなりにあったと思ってるので、こんなの星矢じゃねーよとかはあんまり思わなかった。
こんなので憤慨してたら、リッター単位で吐血が止まらないんじゃないかな。
もっとひどいもの平気で見せられてた世代の人間だしね。
なるほどなと思ったところ
・アテナの髪色が最終的にピンク(藤色っぽい)になる
・出てくる青銅聖闘士は天馬星座と鳳凰星座なので最低限までキャラを削いでいる
・出てくる黄金聖闘士は射手座(おそらく)、白銀聖闘士は鷲星座
・マイロック(辰巳立ち位置の執事)がすごく強いw
・ペガサスファンタジーのアレンジが二回劇中かかる
良かったところ
・鳳凰星座は尻尾が擦れて金属音がジャラジャラ鳴ってた
・邪武が出てきてお嬢様のウマになるとかは流石に無くて安堵
・格闘シーンの殺陣がそれなりに見応えがある。特にマリンさん。燕青拳というか中国拳法っぽい円を描く動きが多く見えた
・聖衣がペンダントになってる(Ωをまるっと見たものとしては、石よりかは…)
・冒頭の射手座(おそらく)がアテナを守るシーン(これで予算結構くってそう)
・マリンさんと修行してるところの背景、岩が浮かんでるとか神殿の柱が朽ちたのとか
ううん?と思ったところ
・原作準拠と原作参考とオリジナル設定、この三つが混じっている
・アテナは沙織ではない
・鳳凰星座は劇中名乗りが無い、しかも一輝ではなくネロ…公式には名前は出てるけど=鳳凰星座という書かれ方はしていない
・カシオス尺が長い(出てくる青銅聖闘士枠削ぐと確かにそうなっちゃうよね)
・ハリウッドによくある主人公とライバルが殴り合うシーンを真横からとった静止シーン(個人的にそこで止められるのは好きではない)
・アレンジされたペガサスファンタジーの主張が薄いので気付けない人が多いのでは?
・聖衣が個別で星座モチーフ形状に組み替えれなさそうだから、立体物には恵まれなさそう
海外の映画で悪の企業とか財団って何故、自社ビルの高いところに社名の頭文字一字をデカデカと掲げるのかw
今回はグラード財団の「G」
様式美かな。
技放つ時のタメとか、技名を言わないから小宇宙が足りてないように感じるんじゃないかなぁ。
日本作品として間を取るときっちり再現されないとぼろっかしに叩かれるところなんだけれど、海外…特にアメリカ…ハリウッドでリブートとか言われると…ゴジラ(マグロ食ってるヤツ)もそうだったし…。
The Beginning だから続けるつもりなんだろうけれど、
この流れでどこまで続けるんだろうか?
黄道十二宮編はきっちりやってほしいところではある。
この流れので見てみたいという気持ちはある。
聖闘士星矢 Legend of Sanctuary より個人的な評価は高い。
あれは何で蠍座のミロが女なってるねんってだけで星座カースト叩き落された気分になったので…キャストの方には申し訳ないけれど。